開山親鸞聖人の木像を中央須弥壇上に安置し、歴代上人の画像を両脇壇および両余間に敬置するお堂となっております。畳七百二十五枚が敷かれており、全国の国宝木造建築の中でも五番目の巨大な堂です。
御影堂の正面にあって、専修寺伽藍の総門。五間三戸二階二重門の形式になっています。これは山門として最高の格式です。瓦に宝永元年(1704)の銘があり、これが建築年時とされています。
如来堂正面にある四脚門。すべて良質の欅を用い、しかも装飾で空間を埋め尽くしたような豪華な建築。天保15年(1844)に上棟しています。棟梁高木光規は如来堂を建てた但馬の孫。
如来堂と御影堂の背後にある庭園に、ひっそりたたずむお茶席です。庭園は「雲幽園」といい、ほとんど石組みを作らず、自然の美をそのままに生かし、蓮池を主体としています。独特な構造で格式が高く、茶席は江戸時代初期の名席と言われています。
専修寺が誇る親鸞聖人真蹟の数々を収蔵する宝庫。「燈炬殿(とうこでん)」とは「無明長夜(むみょうじょうや)の燈炬なり」という『正像末法和讃(しょうぞうまっぽうわさん)』35首目の一節にちなんで名付けられました。
高田派の事務を行う中心施設です。広いロビーも備えられているので、気軽にお入り下さい。高田派全体と本山専修寺の事務をおこなっており、2階の諸会議室では、各種の研修会も実施されております。
宿泊、宴会、イベントホール、仕出しなどの総合施設です。旧高田青少年会館に補強工事等を施し、平成25年9月より高田会館としてリニューアルオープンしました。耐震基準に適合した施設としてより快適な場を御提供いたします。
「ユニバーサルデザインのまちづくり」三重県整備基準に適合した施設です。男性用、女性用トイレに併せてどなたでも使えるように配慮された個室のトイレを備えています。どうぞご利用下さい。