平成23年3月31日 よい天気にめぐまれ、開山聖人七百五十回遠忌お待ち受け法会が厳修されました。
東日本大震災義援金の呼びかけを行っていました。
御影堂は各寺院の責任役員及び参詣者の方々で満堂となりました。
法主殿お言葉
宗務総長あいさつ
来賓挨拶 宗議会議長 柏原良信 師
来賓挨拶 専修寺総代 下津和文 氏
決意表明 責任役員代表者 誓信寺檀信徒 打田一生 氏
ヒナタカコさんによるミニコンサート
2010年8月26日
開山聖人750回遠忌報恩大法会事務局
開山聖人七百五十回遠忌報恩大法会お待ち受け法会について
聖人高田本山専修寺は平成24年「開山聖人七百五十回遠忌報恩大法会」が年々近くなってきました。
それまでに別院、一般寺院ではお待ち受け御遠忌が厳修されます。
さて現代社会を顧みるとき、近代文明の発展は私たちに多くの利益をもたらしてきました。
しかし一方では、物質万能、自己中心の考え方が強まり、人々の生活の中で畏敬の念が薄れ、人間疎外、環境破壊などの問題が進み、また自殺や衝撃的な暴力、殺人事件が頻発し、年少凶悪犯罪が増加するなど、社会不安が募るばかりです。
このような今こそ世の人々は弥陀の念仏に出逢って真実の自己に目覚めていく生活が実践されていかなければなりません。
だからこそ御遠忌を行事だからつとめるのではなく「如来大悲の恩徳は、身を粉にしても報ずべし師主知識の恩徳も骨を砕きて謝すべし」とうたわれた「開山聖人のみもとに帰ろう」をテーマに「専修念仏」の声を広めなければなりません。
これがためお同行と一体となった法会を考えるに当たって、各末寺住職はもちろん総代さんや役員さんにも遠忌法会推進委員になってもらう事が、末寺住職の御遠忌法会に対する姿勢をより活発化し、お同行も自分自身の報恩の法会だと意識を植え付けることになるでしょう。
また別院など、各末寺での御遠忌法要「お待ち受け法会」は一般寺院より「胎動」が始まり大きな「うねり」となって本山に足音が近づいてくる様に、そして教団をあげての盛り上がりを見せ今後の念仏相続への取り組みに繋がればと願うものであります。