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第13期 真宗入門講座のご案内

 親鸞聖人が関東下野国の高田の地で布教活動をしておられたある夜、夢告を得て善光寺へ赴かれ、阿弥陀仏の一光三尊仏を感得されました。この三尊仏を本尊として専修念仏の道場とされたのが専修寺(本寺)です。聖人が京都に帰られてからは真仏上人、顕智上人と相承され、その後は歴代そして高田門徒の人たちによって護持相続され、今日に至っているのです。

 この一光三尊仏はインド・中国・日本の三国伝来と言われ、日本最古の仏像とも言われています。親鸞聖人は感得された一光三尊仏を背負われて善光寺から高田の地に伝えらえました。この三尊仏が専修寺の本尊に迎えられて高田派の草創となる大切な仏さまです。この由来について説かれているのが『一光三尊仏絵伝』です。この絵伝は四幅に仕立てられ、高田派では絵解きが盛んにおこなわれてきました。江戸時代の中期、京保14年(1729)第十七世円猷上人の時に下野高田の本寺専修寺から伊勢一身田の専修寺に一光三尊仏を迎えて初めて開帳がお行われました。これ以降、17年ごとに出開帳が行なわれるようになりました。前回は平成26年に出開帳がおこなわれ、次回は令和13年に行われる予定です。第1部会では5年後に近づいてきた出開帳をひかえ、『一光三尊仏絵伝』を真宗入門講座でとりあげることとしました。

 この講座は、僧籍の有無に関係なく、親鸞聖人の教えを知らない方、これから勉強しようと考えている方も学ぶことのできる講座です。どなたでも参加できます。ぜひ、足をお運びください。

テーマ 一光三尊仏絵伝をめぐって
第1回講座 『一光三尊仏絵伝』総説

講師 金信 昌樹 研究員

日時 令和8年1月28日(水)午後1時半より午後3時半まで

場所 高田会館ホール

  ― 今後の予定 ―

第2回 第1幅 仏教の伝来  第2幅 仏教の需要
    令和8年2月18日(水) 講師 中村宜成 研究員

第3回 第3幅 親鸞聖人と善光寺
    令和8年3月25日(水) 講師 中川結幾 研究員

第4回 第4幅 高田派と一光三尊仏
    令和8年4月22日(水) 講師 島 義恵 研究員

※自由に聴講していただけます。

※高田派の僧籍を持つ方は布袍・輪袈裟を着用してください。

問い合わせ先 真宗高田派教学院 Tel 059-236-3088 Mail kyogakuin@senjuji.or.jp

ご聴講お待ちしております。

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